【0歳児の入園準備】離乳食と粉ミルクはどうなる?保育園での対応例

保育コラム

こんにちは!元保育士ゆんゆんです^_^

小規模保育園での離乳食の進め方と粉ミルクの提供

コロナが落ち着き、この1〜2年で0歳3ヶ月から入園されるお子様も増えてきました

保育園での離乳食の進め方や粉ミルクの提供について、小規模保育園での例をご紹介します

少しでも園生活のイメージを持っていただければ嬉しいです

離乳食開始の目安

  • 生後5〜6ヶ月頃が一般的
  • 首が座り、スプーンを受け入れる準備ができた頃から開始します
  • 10倍粥を小さじ1杯から始め、3日ごとに新しい食材を追加します
  • 食材は舌で潰せる柔らかさに調整します

月齢ごとの進め方

初期(5〜6ヶ月)

  • 1日1回、飲み込む練習が目的
  • 母乳や粉ミルクが主な栄養源
  • 少量ずつ、食物アレルギーに注意しながら提供

中期(7〜8ヶ月)

  • 1日2回の食事に増やします
  • ペースト状から少し形のある食材へ移行

後期(9〜11ヶ月)

  • 1日3回の食事リズムを確立
  • 手づかみ食べやスプーン使用を促します

完了期(12〜18ヶ月)

  • 大人の食事から取り分ける場合は薄味を心がけます
  • 噛む練習ができる固さの食材を取り入れます

注意点

  • アレルギー症状や体調の変化(下痢・嘔吐など)に注意
  • 調味料は使用せず、素材の味やだし(昆布など)を活かします
  • 家庭で試した食材のみを園で提供します

園での取り組み

子どものペースを尊重

  • 月齢にこだわらず、一人ひとりのペースに合わせます
  • 食事に興味がないときは焦らず見守ります

姿勢や環境の工夫

  • 椅子を嫌がる子は保育士の膝の上で食べさせるなど安心できる姿勢に
  • おもちゃは片付け、集中できる環境を整えます

調理法の調整

  • 家庭での食材の固さや量を確認し、園でも個別対応
  • 手づかみ食べしやすいようにスティック状やおにぎりに変更

食べる楽しさを重視

  • スプーンや手づかみを通して食事の楽しさを育てます
  • 食べ物で遊んでも叱らず、ポジティブな経験として受け止めます
  • 落とすことも想定し、多めに提供します

写真で様子を掲示

  • 給食やおやつの様子を写真で掲示し、保護者と共有します

最初は食べなくても、焦らず進めていけば、いつの間にか食べられるようになります

小規模保育園ならではの柔軟な対応が可能です

離乳食の進め方:保護者・保育士・調理師の連携

  • 保護者が家庭で試した食材のみを使用
  • その日の給食メニューの中から摂取可能な食材で離乳食を調理
  • 食材のバリエーションを増やすには、家庭での積極的な試食が鍵になります

粉ミルクの提供について

  • 園で決まった銘柄の粉ミルクを無料で提供
  • 入園前に銘柄の味に慣れておくと◎
  • 哺乳瓶は園のものを使用。必要に応じて家庭の哺乳瓶を持参いただく場合も
  • 1歳の誕生月を目安に提供終了(離乳食の進み具合で延長あり)
  • 3ヶ月のお子様には1日3〜4回(3時間おき)提供し、離乳の進行により調整
  • 粉ミルクの提供タイミングは個々に合わせています

保護者の皆様へ

お仕事と子育てを両立されている保護者の皆様、本当に素晴らしいです!

離乳食の進め方はあくまで「目安」ですので、焦らずご家庭のペースで進めてください

保育園は、働く保護者の支援を行う場でもあります。保育士は子育てのプロです

安心して預け、時には頼ってください。リフレッシュの時間も大切に🍀

最後までお読みいただき、ありがとうございました

今日もすんばらしい日になりますように🍀

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