退職後|心を整えるために伊勢神宮へ

長年勤めた職場を離れ、私の心の中にずっとあった「伊勢神宮に行きたい!」という願いを叶えてきました
平日ど真ん中を使って3泊4日
贅沢に時間を使って、自分のためだけの時間を過ごしました🍀
🚃 名古屋駅→伊勢神宮(外宮)へのアクセス
- ルート:名古屋駅 → JR快速みえ → 伊勢市駅
- 所要時間:約1時間30分
- 料金:約2,000円
- 注意点:本数が少なく自由席が多いため、混雑時は座れないことも…


↑伊勢市駅前の鳥居
🚌 伊勢市駅→伊勢神宮(内宮)へのアクセス(バス)
- 交通手段:三重交通バス
- 所要時間:約30分
- 運賃:大人約440円(ICカード利用OK)
- 乗り場:伊勢市駅前バスターミナル → 内宮前行き
- 本数:日中は10〜15分間隔で運行

🏨 宿泊は「外宮」徒歩圏内のホテル
伊勢市駅近くのホテルを予約(外宮の徒歩圏内)
アクセスの良さを重視しました
◆ 伊勢神宮ってどんなところ?
三重県伊勢市にある伊勢神宮は、全国の神社の中心とも言われる特別な存在
- 正式名称:神宮(「伊勢神宮」は通称であり、他の神宮と区別するために「伊勢」の地名を冠して呼ばれています)
- 内宮(皇大神宮):太陽の神であり、皇室の祖先神とされる天照大御神を祀る 日本人の総氏神ともされ、三種の神器のひとつ「八咫鏡」がご神体です
- 外宮(豊受大神宮):天照大御神の食をつかさどる豊受大御神を祀る
- 歴史:起源は約2000年前とされ、天照大御神の鎮座地を探していた倭姫命(やまとひめのみこと)が、五十鈴川のほとりに内宮を定めたことが始まりと伝えられています。外宮はその約500年後に創建されたとされます。
- 特別な位置付け:伊勢神宮は神社本庁の本宗(全国の神社の頂点)であり、律令国家体制下でも最高位の神社とされてきました。明治時代以降の社格制度でも、他の神社とは別格の存在です
- 式年遷宮:20年ごとに社殿を新しく建て替え、ご神体を遷す「式年遷宮」が行われる伝統があります
伊勢神宮は、日本固有の信仰である神道の中心的存在であり、自然や生命への畏敬を基礎としています。
伊勢神宮|下宮
初日は外宮(豊受大神宮)を参拝しました
(※参拝は「外宮から内宮へ」が古くからのならわしです)

↑表参道火除橋(新域と俗界の架け橋)を渡ります

第一、第二鳥居の鳥居をくぐり、表参道の玉砂利を踏みしめながら歩き心を清め、
正宮へ行き、感謝の気持ちを伝えました🙏✨
伊勢神宮|内宮
2日目と3日目は、いよいよ内宮へ

鳥居をくぐった瞬間、すっと心が軽くなる感覚がありました。
まるで、自分の中にあったモヤモヤが浄化されていくような、そんな感覚でした。

「宇治橋」を渡り、結界の橋から神宮最上の聖域へ向かいます

五十鈴川の岸辺にある清めの場。「御手洗場」ここで手を清めるのが古来の作法だったそう。


↑伊勢神宮で最も聖なる場所「正宮」になります。
石段を上ると、四重の御垣に囲まれて、天照大御神を祀る唯一神明造の御神殿が建っています。
正宮で参拝し、感謝の気持ちを伝えていると、
風が吹き、”御幄”(絹の布)がパ〜っと開き、神殿の姿がはっきりと見えたのです。
思わず息を飲むほどの神秘的な体験でした。
- 「これまでの選択も、これでよかったんだ」
- 「これからの人生、大切に生きよう」
- 「ありがとう」
そんな想いが自然と湧き出てきました🙏✨

隣の敷地へ行くと次の、内宮「式年遷宮」の敷地がありました。
何年か後、ここが「正宮」になるのです。

こちらは「荒祭宮」:別宮で最も格上の第一別宮です。
天照大御神の一面である、荒御魂(行動的で活発な魂)を祀る。正宮に次ぐ規模の神明造の建物
行動的で活発な魂を祀っているためか、ここはなぜか風が強く吹いていました。

風雨をつかさどる神を祀る「風日祈宮」へ行く途中の
「風日祈宮橋」から眺める景色も、紅葉が綺麗でした🍁 (別名:五十鈴川御橋)

参拝のコツとアドバイス
- 参拝は「外宮 → 内宮」の順で巡るのが正式
- 朝の時間帯が比較的空いていておすすめ
- 靴は歩きやすさ重視、服装も動きやすく
- 時間にゆとりをもちましょう

◆ 余談:ドラマ『全領域異常解決室』と伊勢神宮
2024年に放送された『全領域異常解決室』
神話とミステリーが融合した世界観に引き込まれた方も多いのではないでしょうか?
藤原竜也さん演じる「興玉神(おきたまのかみ)」は、実は伊勢神宮に深く関わりのある神様
伊勢の「二見興玉神社」にゆかりがあり、内宮の守護神とも言われています
ドラマを観るたびに、伊勢神宮とのつながりを感じ、ますます足を運びたくなりました
こうした“神話と現代のリンク”にロマンを感じる方には、たまらない聖地です!
内宮から少し足を延ばして|猿田彦神社・佐瑠女神社へ
参拝後は、内宮から「おかげ横丁」を通って歩いてすぐの猿田彦神社へ



「道開きの神様」として有名です
隣接する佐瑠女(さるめ)神社も参拝しようとしたところ、なんと取り壊し工事中!
なかなか見られない貴重な光景に立ち会えて、これもまた一期一会のご縁でした
お伊勢参りのお楽しみ♪ グルメ&お土産
- 伊勢うどん:もっちり麺に甘辛ダレが絶品

・伊勢名物「手こね寿司」:郷土料理

- 赤福餅:店内で温かいぜんざいも頂けます


- あおさのりの佃煮:ごはんのお供に最高
- おいないサンド:あずきクリーム入りのほっこり系クッキー
おしゃれなスターバックス店も発見!

まとめ|自分の「心の声」と向き合う旅
伊勢神宮は、自分の心と静かに向き合うことができる、かけがえのない場所でした
これからの人生をどう歩んでいこうかと迷ったとき
一度立ち止まり、「自分の本音」に耳を傾ける――
そんな時間をくれる、人生に一度は訪れてほしい“心のふるさと”です

自分は「ひとり旅派」だけど、大切な人の笑顔も見たい旅先でふと思い出すのは、両親のこと、友人のこと
「ここ、あの人にも見せてあげたいな」そんな気持ちになる瞬間があります
そんな時に見つけたのが、贈れる宿泊チケット「ステイギフト」
大切な人には“旅の時間”をプレゼントする—— そんな旅の形もステキですね

ペアで泊まれる宿泊チケット | 恋人の誕生日や記念日に贈りたい | 【公式】StayGift ステイギフト

私はペーパードライバーなので、公共機関だけで旅行に行っています
その中でも、ホテルと電車がパックになった「フリープラン」を利用しています
観光地の近くの宿を探したり、ポイントを使ってお得に予約できるのでとっても便利なんです
自分のペースで、心を整える旅をしてみませんか?
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🇬🇧 English Summary(英語要約)
Title:
Post-Retirement Journey to Ise Shrine: A 4-Day Solo Trip to Find Inner Peace and a New Beginning
Summary:
After leaving her job, the author embarks on a 4-day solo journey to Ise Shrine, a sacred place in Japan known for its spiritual atmosphere. Traveling by public transportation, she explores not only the historical shrines but also reconnects with her inner self. Through encounters with nature, quiet moments, and cultural experiences, she finds emotional clarity and a renewed sense of purpose. This reflective trip offers inspiration for anyone seeking healing and a fresh start after a major life change.
最後まで読んで頂きましてありがとうございました
今日もすんばらしい日になりますように🍀
※本記事に掲載している写真はすべて筆者が現地で撮影したものです