保護者対応が一番難しい?大きなトラブルを未然に防ぐ保育士の対応術

保育コラム

保護者対応で大きなトラブルを防ぐために、私が心がけていること

こんにちは!保育士ゆんゆんです^_^


保育士歴22年、園長歴6年になります

今回は、保護者対応で大きなトラブルに発展しないために、私が日頃から心がけていることをお伝えします
少しでもお役に立てたら嬉しいです


◆ 保育の中で一番大変なのは「保護者対応」

行事、日々の保育、事務作業、製作物…保育の仕事はどれも大変です
その中でも、私は「保護者対応が一番難しい」と日々痛感しています

信頼関係を築くには時間がかかるのに、壊れるのは一瞬
一度崩れた信頼を回復するのは、想像以上に大変です

だからこそ私は、
「大きなクレームになる前に、未然に防ぐこと」を、ずっと意識してきました


◆ 保護者様にとって「我が子は世界で一番大切」

長く保育士をしていると、
「あ、この保護者さんは、より丁寧に関わる必要がありそうだな…」と感じることがあります

もちろん、特定の方だけを特別扱いするわけではありません
でも、より慎重に、丁寧にコミュニケーションをとるようにしています

ただ、そういう保護者さんほど、日頃のやり取りが難しいことも多いですよね💦

日頃の関係性が良好であれば、
たとえトラブルがあっても、誠意を持って謝罪すれば理解してもらえることが多いです

でも、小さなミスや行き違いが積み重なると、
ある日突然、大きなクレームに発展してしまうことも

そうならないように、未然に防げるトラブルは防ぐことを大切にしています


◆ トラブルが起きた時の対応の流れ

私が現場で実践している対応は以下の通りです:

✅ まずは文字ではなく「直接伝える」

  • ノートなどには簡潔にお詫びの文章だけを書く
  • 直接会って、丁寧に「理由」や「対応内容」を説明する

✅ 保護者様が見ているのは「その後の対応」

トラブル自体よりも、「先生がどう対応したか」を見ておられます。
対応時のポイントは次の4点:

  1. 原因と現状の説明
  2. その後どう対応したか
  3. 必要に応じて電話連絡
  4. お迎え時に再度、丁寧に伝えてお詫び

◆ 保護者対応の前に確認しておくべきこと

  • 対象の園児ともう一度話をして、食い違いがないか確認
     → 家で「先生の話と違う」と言われた時に、トラブルが再燃しないように
  • 対応した内容を先生全員で共有
  • 保護者対応は実際に関わった先生が直接行う
     → 話す内容は事前に確認し、必要があれば練習も
  • 園長も同席し、誠意を持って一緒にお詫び
  • 再発防止に努める姿勢を伝える

◆ その日だけで終わらせないこと

  • 次の日の朝も、お詫びの言葉と様子の確認を忘れずに
  • 再発防止に全力で取り組む(特別扱いではなく、全体に注意を向ける)

◆ 保護者様にとってお子様は「大切な宝物」

保護者様は、世界で一番大切なお子様を私たちに預けてくださっています

だからこそ、もし何かあった時は、心配や不安、怒りが込み上げるのも当然です

その気持ちに寄り添い、誠実に対応することを大切にしています


◆ 最後に

子どもたちの笑顔は本当に天使のようで、毎日が「癒し」の連続です👼✨

「初めて立った」「初めて歩いた」「初めて喋った」——
そんな大切な瞬間に立ち会えるのが、保育士の特権でもあります

その笑顔を曇らせないために、
そして、保護者様とも良好な関係を築きながら、
みんなが安心して過ごせる園でありたいと、いつも思っています

最後まで読んでいただき、ありがとうございました
少しでも、あなたのヒントになれば嬉しいです

今日もすんばらしい日になりますように🍀

タイトルとURLをコピーしました