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東長寺のライトアップは、2026年10月31日(土)から11月3日(火・祝)までの4日間です。
博多の寺社が秋の夜だけ光に包まれる
「博多旧市街ライトアップウォーク2026 千年煌夜(せんねんこうや)」という、
年に一度のイベントの期間中に行われます。
今年は点灯時間がエリアで分かれました。
東長寺のある御供所・冷泉エリアは17:30〜21:00(最終入場20:45)、
呉服町エリアは17:30〜21:30(最終入場21:15)です。
2025年、私は初日の点灯時間17:30に合わせて東長寺に立ちました。
空にはまだ夕暮れの明るさが残っていて、光そのものより、
光の中に流れる静けさのほうが心に残りました。
この記事では、2026年の日程・チケット・混雑の避け方と、
実際に歩いてみて分かったことをまとめます。
はじめて行く方、女性ひとりで行こうか迷っている方に読んでいただけたらうれしいです。
東長寺の秋のイベント|2026年の日程と点灯時間
東長寺で毎年秋に行われるライトアップは、単独の催しではありません。
博多旧市街に点在する寺社をまとめて巡る
「博多旧市街ライトアップウォーク」というイベントの一会場です。
2006年に始まり、今では博多の秋の風物詩になりました。
夕方から夜にかけて、自分の足で歩いて巡ります。
東長寺で夜間拝観ができるのは、年間でこの4日間だけです。
昼間とはまったく違う表情の境内に出会えるのが、このイベントの一番の魅力です。
2026年はエリアで終了時刻が違います
開催期間:2026年10月31日(土)〜11月3日(火・祝)
御供所・冷泉エリア:17:30〜21:00(最終入場20:45)
呉服町エリア:17:30〜21:30(最終入場21:15)
※雨天決行
ここが2025年からの一番大きな変更点です。
東長寺・承天寺・櫛田神社は御供所・冷泉エリアなので、21:00で終わります。
一方、本岳寺・妙典寺・善導寺・海元寺などの呉服町エリアは21:30まで。
東長寺を先に回って、呉服町エリアを後半に持ってくると、時間を無駄なく使えます。
東長寺ライトアップのチケット料金と購入方法|2026年
有料会場に入るには共通チケットが必要です。
チケット1枚で、すべての有料会場に1回ずつ入場できます。
期間中いつでも使えますが、一度入った会場への再入場はできません。
中学生以下は無料です(保護者の同伴が必要)。
博多旧市街ライトアップウォーク2026年の料金表
- 電子チケット(通常・9月1日以降):2,450円
- 紙チケット(通常・9月1日以降):2,500円
- ペア割(2枚1組):4,000円
- 学割(要学生証・当日特設券売所のみ):1,750円
- エクスプレスパス:6,000円
- 団体割(20枚以上):電子1,950円/紙2,000円
- 中学生以下:無料(保護者同伴)
早割は電子1,950円・紙2,000円でしたが、8月31日で販売が終了しています。
来年行かれる方は、夏のうちに買っておくと500円ほど安くなります。
エクスプレスパスは各会場に優先入場できるチケットで、販売枚数に限りがあります。
1枚につき中学生以下を1名まで同伴できます。
今年は「九州爬虫類フェス2026 Autumn」とのセット券(3,000円)も販売されています。
チケットを買える場所
電子チケットはアソビュー!で購入でき、スマホの画面を見せるだけで入場できます。
紙チケットはKKday・ファミリーマート・チケットぴあで買えますが、
当日、特設券売所での引換が必要です。
9月1日からは、次の場所で紙チケットを直接買えます。
- 福岡市 観光案内所(博多・天神)
- 博多区役所1階 Lita’s table CAFÉ
- はかた伝統工芸館
- 「博多町家」ふるさと館
会期中は、東長寺横(もち吉内駐車場)・出来町公園・櫛田神社(賑わい広場)・
本岳寺前駐車場・博多駅中央改札口前の特設券売所でも購入できます。
御供所・冷泉エリアは最終入場が20:45です。
引換に時間がかかることを考えると、20:00までには券売所に着いておきたいところです。
オンラインで買っておけば、当日の列に並ばずにすみます。
▶︎ アソビューで電子チケットを見る(通常より50円お得)有料会場と無料会場の一覧|博多旧市街の14会場
2026年は全14会場です。エリアごとに整理しておきます。
有料会場(10か所)
承天寺(方丈・開山堂)、東長寺、妙楽寺、永寿院、円覚寺、龍宮寺、本岳寺、善導寺、妙典寺、海元寺
無料会場(5か所)
承天寺(仏殿)、櫛田神社(賑わい広場)、一行寺、博多千年門、葛城地蔵尊
承天寺は、仏殿が無料・方丈と開山堂が有料と分かれています。
「無料会場だけ見て回る」という楽しみ方もできますが、
仏像や堂内を拝観したいなら共通チケットが必要です。
2025年に2日間かけて有料会場10か所すべてを巡りました。
どの順番で回ったか、1日で回りきれるかは、こちらにまとめています。
▶︎ 博多旧市街ライトアップ体験|2日で巡る寺社ルートと見どころ
東長寺のライトアップが特別な理由
東長寺は、弘法大師・空海が大同元年(806年)に創建したと伝わる真言宗の古刹です。
空海が日本で最初に建てたお寺とされています。
見どころは、朱塗りの五重塔と、木造坐像として日本最大級の福岡大仏。
昼間は穏やかな空気に包まれていますが、ライトアップ期間中はその姿が一変します。
なお、この記事で紹介しているのはライトアップウォークの共通チケットです。
ふだんの東長寺の拝観料や駐車場、昼間の見どころは、こちらにまとめています。
▶︎ 東長寺(福岡)の福岡大仏・拝観料・アクセスガイド
2025年に行ってきた東長寺ライトアップ体験レポート
※ここからは、2025年11月に実際に訪れたときの記録です。
演出内容は年によって変わりますが、雰囲気の参考にしていただけたらと思います。

昼間には何度か訪れたことがありますが、夜の東長寺は初めてでした。
張り切って初日の17:30に到着したところ、
まだ夕暮れ前で、空にはかすかな明るさが残っていました。
ライトアップの光もまだ控えめ。
境内は静かで、観客も少なく、ゆったりと散策できました。
沈みゆく夕陽の柔らかな光に包まれた伽藍は、
昼でも夜でもない“あわい”の時間にだけ見られる美しさでした。
光と静けさに包まれる境内
境内に一歩入ると、穏やかな光と静けさに包まれた空間が広がっていました。
本堂全体を使った大規模なプロジェクションマッピングが行われていて、
壁面を彩る光がまるで仏の世界を描くようでした。
訪れた人々が息をのんで見入る姿に、“光の中に祈りが流れている”ような時間を感じました。
さらに、期間中は六角堂や聖天堂も特別開帳され、普段は拝観できない御仏像に出会えました。
夜の灯りのもとで拝する仏さまは、昼間よりもさらに近く、やさしく感じられます。

光に包まれる五重塔と福岡大仏
五重塔はやわらかなライトに照らされ、
朱色の塔身と金色の装飾が浮かび上がるように輝いていました。
その光景はまるで極楽浄土のようで、見上げるほどに心が穏やかになっていきます。
大仏殿では、暗闇の中から福岡大仏さまのお姿が静かに浮かび上がっていました。
昼間の堂内では穏やかな微笑みが印象的でしたが、
夜の光に照らされたお顔はさらに柔らかく、包み込むような優しさがありました。
光と影の移ろいの中で、心が少しずつ静まっていく——そんな時間でした。
このときの体験は、こちらの記事でさらに詳しく書いています。
▶︎ 博多旧市街ライトアップウォーク2025体験記|東長寺(福岡)

日帰りだと、どうしても終電や帰りの時間が気になります。
1泊すれば時間に追われず、ゆっくり心を整える拝観ができます。
東長寺へのアクセス|博多駅から徒歩約10分
所在地:福岡県福岡市博多区御供所町2-4
アクセス:地下鉄空港線「祇園駅」1番出口より徒歩約1分
博多駅から:徒歩約10分
バス:西鉄バス「祇園」停留所下車
博多駅から歩ける距離なので、遠方から来る方でも荷物を預けてそのまま向かえます。
夜のイベントですが、駅からの道は明るく人通りも多いので、
女性ひとりでも歩きやすいのがありがたいところでした。
周辺には櫛田神社・承天寺・博多千年門があり、いずれも徒歩圏内です。
公共交通機関を使えば、渋滞も駐車場探しも気にせずにすみます。
地下鉄の1日乗り放題乗車券を総合案内所で提示すると、
先着300名に博多旧市街スマホショルダーがもらえます(当日利用分に限る・なくなり次第終了)。
混雑を避けるおすすめの時間帯|2026年の曜日で考える
2026年は10月31日(土)・11月1日(日)・11月2日(月)・11月3日(火・祝)の4日間。
平日は11月2日(月)だけです。
ただし11月2日は翌日が祝日なので、夜は人が集まりやすいと考えておいたほうがいいと思います。
「平日だから空いている」とは言い切れません。
そのうえで、比較的落ち着いて回れそうな時間帯は次の2つです。
- 点灯直後の17:30〜18:30:まだ空が明るく、人も少なめ。
夕暮れと光が混ざる時間は写真にも向いています - 呉服町エリアの21:00以降:御供所・冷泉エリアが終わったあとの30分。
今年から使える時間帯です
逆に、19:00〜20:00は最も混み合います。
チケットカウンターと、承天寺・東長寺のような人気会場は列が長くなります。
回遊のコツ
有料会場は、暗くなりきる前に着くのがコツです。
特に承天寺や東長寺は、18時台がいちばん美しく見える時間帯でした。
もうひとつ、地味ですが大事なのが靴です。
堂内に上がるために靴を脱ぐ機会が何度もあるので、着脱しやすいスニーカーをおすすめします。
秋の夜は思っている以上に冷えます。
羽織るものを1枚持っていくと、ゆっくり座って眺める時間を楽しめます。
2026年版イベント企画と、2025年に楽しめたこと
2026年の公式サイトで案内されている企画は次のとおりです。
- 承天寺夜市:10/31〜11/3 17:00〜21:00(承天寺仏殿側・無料会場)
- 千年門クラシカル:10/31〜11/3 18:00〜20:00(博多千年門・無料会場)
- ジャズコンサートとお酒の飲み比べ:10/31〜11/3 17:30〜21:00(櫛田神社)
- 音声AR:会場の解説をスマホで聞きながら回れる企画(専用アプリが必要)
また、車いすで来場する方へのサポートもあります。
段差の上り下りや屋内会場への入場をスタッフが手伝ってくれるので、
当日声をかけてみてください(一部、車いすでは屋内に入れない会場があります)。
ここからは2025年の実績です。
2026年分は公式サイトで発表され次第、この記事も更新します。
2025年のライティングテーマは「光の森」でした。
照明デザイナーの松下美紀さんが総合監修し、寺社や庭園が緑の光に包まれる演出でした。
そのほか、2025年は次のような企画がありました。
- 全有料会場での限定御朱印の授与
- オリジナル御朱印帳(限定200冊)
- 10か所を巡ってスタンプを集める手ぬぐい企画
- 毎日約10台・延べ約40台のキッチンカー出店

限定御朱印をいただくなら、御朱印帳のことを少し知っておくと楽しさが広がります。
なお、博多旧市街フェスティバル(10/17〜11/9)の期間中は、
ライトアップウォークのチケットを提示すると
飲食店や「博多町家」ふるさと館で割引が受けられます。
博多旧市街ライトアップウォーク|当日の混雑を確認する方法
公式サイト :博多旧市街ライトアップウォーク公式には待ち時間のページとデジタルマップがあり、
会場の混み具合や総合案内所・キッチンカーの位置が分かります。
X(旧Twitter)の公式アカウント : @hakatalightup では、
入場制限や行列の様子がリアルタイムで発信されます。
Instagram : @hakatalightup にも現地写真つきの投稿が上がります。
天候や演出の変更もあるので、
出かける前に一度、公式サイトと公式SNSを確認しておくと安心です。
博多旧市街ライトアップウォーク|よくある質問
博多のお寺がライトアップされるイベントの名前は?
「博多旧市街ライトアップウォーク 千年煌夜(せんねんこうや)」です。
東長寺の五重塔や福岡大仏が夜に照らされるのは、このイベントの期間中だけです。
福岡・博多で秋にライトアップされるお寺はどこですか?
東長寺、承天寺、妙楽寺、永寿院、円覚寺、龍宮寺、本岳寺、善導寺、妙典寺、海元寺の10か寺です。ほかに櫛田神社(賑わい広場)、一行寺、博多千年門、葛城地蔵尊が無料会場として光に包まれます。
東長寺の2026年のイベントはいつですか?
2026年10月31日(土)から11月3日(火・祝)までの4日間です。点灯は17:30から、
東長寺のある御供所・冷泉エリアは21:00までです。雨天決行です。
東長寺のふだんの拝観料はいくらですか?
この記事で扱っているのは、ライトアップウォークの共通チケット(通常2,450円〜)です。
昼間の通常拝観の料金や見どころは、東長寺のガイド記事にまとめていますので、
そちらをご覧ください。
チケットなしでも楽しめますか?
櫛田神社(賑わい広場)、承天寺(仏殿)、一行寺、博多千年門、葛城地蔵尊の5会場は無料です。
ただし有料会場の堂内拝観には共通チケットが必要です。
当日でもチケットは買えますか?
買えます。東長寺横・出来町公園・櫛田神社・本岳寺前・博多駅中央改札口前の特設券売所で
販売しています。ただし御供所・冷泉エリアは最終入場20:45なので、早めの引換をおすすめします。
どのくらい時間がかかりますか?
14会場すべてを回るとかなりの距離になります。
はじめてなら、東長寺・承天寺・櫛田神社のように近い会場を3〜4か所に絞ると、
ゆっくり過ごせます。
女性ひとりでも行けますか?
私はひとりで回りました。会場周辺は人通りが多く、スタッフの方も各所にいるので、
不安は感じませんでした。
まとめ|夜の東長寺で出会う光と静けさ
東長寺が夜に開くのは、年に4日だけです。
2026年は10月31日(土)から11月3日(火・祝)まで。
エリアで終了時刻が違うので、東長寺のある御供所・冷泉エリアを先に、
呉服町エリアを後半に回すのがおすすめです。
五重塔と福岡大仏が照らし出される光景は、それだけで見に行く価値があります。
けれど私がいちばん覚えているのは、光の強さではなく、その中に流れていた静けさのほうです。
「またこの光に出会いたい」——そう思わせてくれる場所でした。
おわりに|地元・福岡で出会う神社仏閣の魅力も発信
これまでこのブログでは、京都や奈良の寺院で出会った仏像の魅力を中心に、
「心が整う旅」を綴ってきました。
静かな堂内で仏像と向き合う時間は、忙しい日々の中でふっと呼吸が深くなるような、
私にとって大切なひとときです。
そんな中でふと気づいたのは、地元・福岡にも、同じように
心が落ち着く神社やお寺がたくさんあるということ。
これからは、京都・奈良での「心が整う旅」を原点にしながら、
地元・福岡で出会う神社仏閣の魅力も発信していきたいと思います。

