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奈良公園のほど近くにある
興福寺(こうふくじ) は、
阿修羅像をはじめとする
国宝仏像が集まる名刹です。
特に国宝館には、
阿修羅像・五部浄像・八部衆・十大弟子像など、
日本を代表する仏像が数多く安置されています。
「興福寺で仏像を見るなら、どこを押さえるべき?」
「阿修羅像はどんな魅力があるの?」

この記事では、実際に巡った体験をもとに、
興福寺の仏像の見どころと巡り方を
わかりやすくまとめました。
初めての方にも、仏像好きの方にも役立つ
“興福寺 仏像巡りガイド”としてご活用ください。
奈良|興福寺(国宝館)で見られる代表的な仏像

阿修羅像(八部衆)|国宝館
▶︎ 阿修羅像(あしゅらぞう)
興福寺を代表する国宝・阿修羅像は、
八部衆の一体として奈良時代(天平期)につくられた貴重な乾漆像です。
三面六臂(三つの顔と六本の腕)の姿は繊細で、
少年のような表情の中にそれぞれに異なる感情を表現しています。
怒り・哀しみ・慈しみといった複雑な感情が交錯する姿は、
人間の心そのものを映し出しているといえます。
光の角度や見る位置によって表情が変わるため、
何度見ても新しい発見があります。
五部浄像(八部衆)|国宝館
阿修羅像とともに展示される「五部浄像」も国宝。
異国的な雰囲気を持ち、
天平の息吹がそのまま伝わるような気品ある姿が魅力です。
胸から下が失われた状態ながらも、
健康的な頬や柔らかな造形、力強い眼差しが特徴的です。
象の冠をかぶり、まっすぐ前を見つめるその姿に
強く心を惹きつけられました🙏✨
木造弥勒菩薩半跏像|国宝館
木造弥勒菩薩半跏像
(もくぞう みろくぼさつ はんかぞう)
静かに品格を感じさせる弥勒菩薩半跏像。
ほのかに微笑む柔らかい表情は、
心を整えてくれるような優しさがあります。
端正なプロポーションと落ち着いた佇まいが、
見る人に深い安らぎを与えてくれます。
天燈鬼・龍燈鬼立像|国宝館
天燈鬼・龍燈鬼立像
(てんとうき・りゅうとうき りつぞう)
力強さと迫力が魅力。
筋肉の躍動感や顔の表情はダイナミックで、
像全体からエネルギーが伝わってきます。
阿修羅像とは違う意味で、
強く印象に残る一対です。
仏像を身近に感じたい方へ|天燈鬼・龍燈鬼立像
※国宝館の仏像は撮影禁止のため、
ここに実物の写真は載せていません。
国宝館で、何度も
この天燈鬼・龍燈鬼立像の前に立ってきました。
口を開いた阿形(あぎょう)の天燈鬼と、
歯を食いしばる吽形(うんぎょう)の龍燈鬼。
仏前を照らす、二体一対の善鬼です。
その実物の記憶があるからこそ、
イスムの再現像に出会ったとき、
造形の完成度に思わず見入ってしまいました。
モデルは興福寺・国宝「天燈鬼・龍燈鬼立像」そのもの。
龍燈鬼は、運慶の三男・康弁が手がけたと判明している、
鎌倉彫刻の傑作です。
頭上の燈籠をにらむ上目づかい、
体に巻きついた龍、
たくましい筋肉の躍動感まで、
実物そのものを忠実に再現しています。
サイズは天燈鬼が約18cm、
龍燈鬼が約22cm。
手のひらにのる小ささですが、
玉眼を彩色だけで7回に分けて入れるなど、
近くで眺めるほど作り込みの細やかさが伝わってきます。
【天燈鬼】
【龍燈鬼(竜燈鬼)】
数多くの仏像を国宝館で見比べてきたからこそ、
イスムの「本物に向き合う姿勢」を信頼しています。
こちらはイスムを直営・直送で扱う
楽天ショップ「Lunya(ルーニャ)」で取り扱いがあります。
阿吽の一対を机や棚にそっと置いて、
あの力強い表情と毎日向き合えます。
奈良・興福寺|仏像巡りのおすすめスポット3選
① 興福寺・国宝館|阿修羅像・五部浄像など

興福寺の仏像鑑賞の中心。
阿修羅像・五部浄像をはじめ、
十大弟子像、八部衆など、
多数の国宝をゆっくり鑑賞できます。
光の落ち方が美しい展示室のため、
仏像の細部が見やすいのも魅力です。
② 興福寺・中金堂|釈迦如来坐像、薬王・薬上菩薩など

平成30年(2018年)に再建された中金堂は、
鮮やかな朱色が美しく、
興福寺の中心となる大伽藍です。
かつての興福寺の姿を今に伝える新しい象徴です。
③ 興福寺・東金堂|薬師三尊像、四天王像など

天平2年(730年)創建で、
薬師三尊像や四天王像などが安置されています。
静かな雰囲気の中で仏像を拝むことができるため、
心が落ち着く時間を過ごせます。
今回紹介した国宝仏像は、
すべて興福寺で拝観できます。
奈良・興福寺|参拝情報とアクセス方法
- 所在地:奈良県奈良市登大路町48
- 拝観時間:9:00〜17:00(受付終了16:45)年中無休
- 公式サイト:https://www.kohfukuji.com/
拝観チケット料金
国宝館、東金堂、中金堂は
それぞれ個別に拝観料が設定されています。
また、お得な3か所共通拝観券もあります。
※訪れる前に最新情報をご確認ください。
拝観料(2026年6月時点)
| 施設名 | 大人 | 中高生 | 小学生 |
|---|---|---|---|
| 中金堂 | 500円 | 300円 | 200円 |
| 東金堂 | 500円 | 300円 | 200円 |
| 国宝館 | 900円 | 800円 | 500円 |
◎3か所共通拝観券:大人1,600円/中高生1,100円/小学生600円

興福寺へのアクセス方法
ここではシンプルにまとめると──
- 最寄り駅:近鉄奈良駅(徒歩5分)
- JR奈良駅から:徒歩20分 またはバス利用が便利
奈良観光の中心エリアにあるため、アクセスも良く、
初めての奈良旅やひとり旅にもおすすめです。
実際に訪れる際の行き方については、
こちらで詳しくまとめています。
▶︎ 奈良駅から興福寺への詳しいアクセス方法はこちら
まとめ|仏像に会いたくなったら、まずは奈良・興福寺へ
阿修羅像をはじめ、
国宝級の仏像が多数集まる興福寺は、
仏像ファンはもちろん、
初めて訪れる方にも
深い感動を与えてくれる場所です。
歴史ある伽藍を歩き、
仏像と静かに向き合う時間は、
心を整えるひとときになります。
奈良観光の中心エリアにあるため、
アクセスも良く、ひとり旅にも最適。
ぜひ一度、
興福寺で心が整う仏像の数々に出会ってください。
「阿修羅像」や「千手観音」、
「天燈鬼・龍燈鬼」など、
魅力的な仏像と静かな時間が、
あなたを待っています。
奈良で仏像巡りをする方には、
このガイドブックが
心強い存在になると思います。
→奈良の仏像115|旅の前後に楽しめるイラストガイドの魅力
ほっと一息|和カフェ(徒歩圏内)
興福寺の参拝後、
徒歩わずか1分ほどの場所にある、
「柳茶屋・奈良茶飯(Yanagi Matcha Cafe)」に
立ち寄りました。
日本家屋をそのまま活かした、
とても雰囲気のある和カフェで、
和スイーツと食事の両方を
楽しめるのが魅力です。
畳敷きの和室からは、
静かに水を湛える「猿沢池」を一望でき、
ゆったりとした時間が流れていました。
私がいただいたのは、
名物の「奈良茶を使った鯛茶漬け」
1,500円(2025年5月時点)

香ばしい奈良茶とふっくらした鯛が絶妙にマッチしていて、
体も心もじんわり癒されるような美味しさでした。
日本家屋の風情、
畳のぬくもり、
そして丁寧に作られた和食。
改めて「日本の良さ」を感じられる、
そんなひとときでした😊
おわりに|仏像を通して心にふれる時間を
仏像の世界は、本当に、奥深くて、美しくて、
人の心に静かに響くものだと思います。
そこには、言葉にしきれない感動や、
目の前の仏像から伝わってくる優しさ、強さ、
そして静けさがあります。
それを理解できる人は少ないかもしれないけれど、
私が発信し続けることで、「なんかいいかも」って思ってくれる人が、
きっと少しずつ増えていくーーー
仏像の魅力を、もっともっと、
世の中に伝えていけますように🙏✨
そんな思いを込めて、このブログを書いています😊

