奈良駅から圓成寺(えんじょうじ)へは、
1日3本しかない奈良交通バス94系統を使えば、迷わず静かな名刹にたどり着けます。
本数の少なさに不安を感じるかもしれませんが、
実際に訪れてみると、山道を越えた先に待っているのは、
若き運慶の傑作の大日如来と、定朝様式の阿弥陀如来(ご本尊)を貸切のように拝観できる、
心が整う時間でした。
この記事では、私自身がAM9:11発のバスで訪れた体験をもとに、
・バスの本数と注意点
・現地での滞在時間の目安
・帰りのバス選びの考え方
まで、初めて圓成寺を訪れる方でも安心できるように分かりやすくまとめています。
奈良市内の喧騒から離れ、静かに仏像と向き合いたい方に、
ぜひ参考にしていただきたいアクセスガイドです。
奈良をゆっくり巡りたい方へ。
円成寺は山奥にあるため、奈良駅周辺に宿泊して朝から向かうのがおすすめです。
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奈良・圓成寺へのアクセス方法
バス本数が少なくても、心は満たされる山寺へ
奈良市街から少し離れた場所にある圓成寺(えんじょうじ)。
運慶作の大日如来と、定朝様式の阿弥陀如来に出会える名刹ですが、アクセスがやや不便なことで知られています。
なので円成寺は山奥にあるため、奈良駅周辺に宿泊して朝から向かうのがおすすめです。
実際に訪れてみると、
「行き方が分かった今、また会いたくなったら来られる」
そう思える、心が整う時間が待っていました。
ここでは、私が実際に利用したバスルートと、滞在時間の目安を含めて、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。

🚌 JR奈良駅から圓成寺への行き方(バス)
JR奈良駅 西口 16番バス停から出発
圓成寺へは、
JR奈良駅 西口 16番のりばから出る
奈良交通バス【94系統 忍辱山(にんにくせん)行き】を利用します。
⚠️ このバスは1日3本のみなので、事前の時刻確認は必須です。

忍辱山行き(平日・土日共通)
- 9:11
- 12:45
- 17:17
私はこの中から、9:11発のバスに乗車しました。

乗車時間と道のりの印象
- 乗車時間:約37分(20駅)
- 運賃:750円(2025年12月時点)
バスは市街地を抜けると、
かなり曲がりくねった山道を登っていきます。
🚨 バスに酔いやすい方は、
・前方の席に座る
・空腹・満腹を避ける
など、少し注意した方が安心です。
この日のバスは空いていて、
乗客は地元の方数人と、圓成寺へ向かう参拝者がもう一組だけ。
静かで、どこか「特別な場所へ向かっている」感覚がありました。
🚏 バス停から圓成寺までは徒歩1〜2分
「忍辱山」バス停で下車すると、
徒歩1〜2分ほどで圓成寺の門前に着きます。
ただし、ここでひとつ注意点。
👉 はっきりした看板や表札がなく、
「本当にここが圓成寺…?」と一瞬戸惑いました。
ですが、門と周囲の雰囲気を見れば、
静かな寺院の気配が伝わってきます。

⏰ 圓成寺の滞在時間の目安
初めて訪れた圓成寺。
結果として、滞在時間は約2時間で十分だと感じました。
- 無料エリアの庭園は広く、ゆったり
- 寺院自体はこぢんまりとしていて拝観しやすい
- 市街地から離れており、観光客が少ない
私が訪れた時は、
紅葉のピークを過ぎていたこともあり、ほぼ貸切状態。
会いたかった
- 若き運慶の傑作・大日如来坐像
- 定朝様式の阿弥陀如来坐像(ご本尊)
どちらとも、時間を気にせず、静かに向き合うことができました。
実際に円成寺で大日如来と向き合った体験はこちらで詳しく書いています。
▶︎ 奈良・圓成寺の国宝 大日如来坐像|若き運慶の傑作を解説
▶︎ 【初心者向け】仏師・運慶と快慶|特徴の違いや魅力・代表作一覧

🚌 帰りのバスについて(JR奈良駅方面)
帰りのバスは、
**JR奈良駅方面行き(平日:1日7本)**があります。
ちょうど良さそうな時間帯が
- 12:05
- 13:35
で、どちらに乗るか少し迷いました。
ですが実際に拝観してみると、
2時間で心はしっかり満たされていて、
「また来たい」という余韻も十分。
そのため、
👉 帰りは12:05のバスでも、満ち足りた気持ちで帰れる
と感じました。
一度アクセス方法が分かると、
「また会いたくなったら来られる場所」になるのも、
圓成寺の魅力だと思います。

バス停周辺のちょっとした楽しみ
忍辱山バス停の前には飲食店があり、
圓成寺の庭園沿いにも、綺麗でおしゃれな飲食店が点在しています。
拝観後に、
・少し休憩したい
・余韻に浸びたい
そんな時にも、ちょうど良い環境です。

心が整う圓成寺への道のり
アクセスは決して便利とは言えません。
本数の少ないバス、曲がりくねった山道。
けれどその分、
到着したときの静けさと、仏さちとの距離の近さは格別です。
運慶作の大日如来、
定朝様式の阿弥陀如来。
奈良の中心部から少し離れた場所で、
ゆっくり心を整える時間を過ごしたい方には、
ぜひ一度、足を運んでほしい寺院です。
また、季節を変えて訪れたくなる——
そんな余韻を残してくれる圓成寺でした🍁
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運慶と定朝様式、ふたつの美しさに出会える円成寺
円成寺を訪れた一番の目的は、 運慶作とされる「大日如来坐像」に会うことでした。 若き日の運慶らしい力強さと緊張感を間近で感じられる、印象深い仏像です。
そして ご本尊である阿弥陀如来坐像の、穏やかでやさしい佇まいも心に残りました。
この阿弥陀如来坐像は定朝その人の作ではありませんが、 平安時代に完成された「定朝様式」の流れを感じさせる仏像として知られています。 丸みを帯びた表情や、なだらかに流れる衣文からは、 静かに心を包み込むような安らぎが伝わってきました。
円成寺は、 運慶の力強い仏像と、定朝様式のやさしい阿弥陀さまを、 ひとつの境内で同時に拝観できる、貴重な寺院です。
力強さとやさしさ。 そのどちらにも触れたい方に、ぜひ訪れてほしい場所だと感じました。
▶︎ 【初心者向け】仏師・定朝とは?やさしさの定朝様式と平安仏の美しさ
▶︎ 【初心者向け】仏師・運慶とは?代表作・作風・魅力・伝運慶との違い
奈良|圓成寺 拝観情報
- 所在地: 奈良県奈良市忍辱山町1273
- 拝観時間:9:00〜17:00
- 拝観料:大人¥500(2025.12時点)
- 御朱印:御本尊の阿弥陀如来様 ¥500(2025.12時点)
- 現金払いのみ
▶︎ 最新情報は公式サイトでご確認ください。

圓成寺の関連記事
実際に圓成寺で大日如来と向き合った体験はこちらで詳しく書いています。
▶︎ 奈良・圓成寺の国宝 大日如来坐像|若き運慶の傑作を解説
▶︎ 奈良国立博物館「超 国宝」展で心震わせた国宝|今はどこで会える?
▶︎ 【初心者向け】仏師・運慶と快慶|特徴の違いや魅力・代表作一覧

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