仏像に会いに行く日の、太宰府の過ごし方|福岡

祈りの原点|地元福岡

太宰府天満宮と九州国立博物館を巡る、
仏像を軸にした一日の記録です。


会いたい仏像が、
九州国立博物館に来ると知った日。

私の中で、太宰府へ向かう一日が決まります。

目的は九州国立博物館の特別展。
けれど気づけば、いつも同じ順番で歩いています。

数年の間に3回。
どれも、会いたい仏像が展示されているときでした。


太宰府駅に着くまでの、少しの緊張

自宅から太宰府へ向かう電車の中。
毎回、少しだけ緊張します。

ちゃんと辿り着けるだろうか、と。

何度か訪れているのに、
不思議とその感情は消えません。

けれど、太宰府駅に着くと安心します。


そこからは太宰府天満宮まで、参道の一本道。
迷うことはありません。

参道を歩きながら、少しずつ気持ちが整っていきます。


博多駅から太宰府までの行き方は、
こちらにまとめています。
▶︎ 【太宰府天満宮】博多駅からの行き方|西鉄二日市乗り換え


まずは、太宰府天満宮へ

博物館へ向かう前に、
まずは太宰府天満宮へ参拝します。

境内を歩き、手を合わせる。
それだけで、心が静かになります。

これから仏像に“会いに行く”ための、
準備のような時間です。



※太宰府天満宮の仮殿での拝観記は、
こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎ 【太宰府天満宮】〜今だけの祈り〜 令和の大改修と仮殿参拝記


九州国立博物館で、仏像に会う

参拝を終えたら、九州国立博物館へ。
天満宮から博物館までも、
ほぼ一本道で徒歩5分ほど。



道はまっすぐ。
けれど、私の気持ちはだんだんと高まっていきます。

テレビCMやフライヤーで見てきた姿。
けれど、本物はどんな空気をまとっているのだろう。

展示室に入り、目的の仏像の前に立つ瞬間。
心の中で、静かに感動します。

予想していたよりも大きい。
そして、はっきりとした存在感。
言葉にしづらいけれど、確かに“オーラ”を感じます。

寺院では厨子に納められ、
正面からのみ拝観することが多い仏像。

けれど博物館では、
ガラスなしで、
360度じっくりと拝観できることもあります。



どの角度から見ても美しい。
細部まで確かめられる。

それは、とても贅沢な時間です。

気持ちが満たされるまで、
私はその場を離れません。


出会い橋を眺めながら、カツ丼

拝観を終えると、
ほっとして、お腹が空きます。

まだ3回目ですが、
毎回立ち寄っている食堂があります。
太鼓橋を眺められる席が好きで、
そこでカツ丼を食べるのが、私の定番です。


以前より値段が上がっていました。
海外の方の姿も増えていて、
ここにもインバウンドの影響を感じます。

今回は残念ながら、
いつもの席は空いていませんでした。
普通の席で、
博物館での時間を思い返しながら食事をしました。



それでも、十分に満たされた時間でした。


そして、もう一度太宰府天満宮へ

食後、もう一度太宰府天満宮へ参拝します。

最初の参拝が“準備”なら、
こちらは“感謝”に近いのかもしれません。

会いたい仏像に会えたこと。
静かな感動を味わえたこと。


その余韻のまま、
参道のお土産店をゆっくり眺めながら帰ります。



これは、観光モデルコースではありません。

仏像に会いに行く日の、私なりの過ごし方です。



一本道を歩き、心を整え、
会いたい存在に向き合い、
余韻のなかで一日を閉じる。

それだけで、太宰府の時間は
ただの観光ではなく、体験になります。









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